免疫の話と精油の働き

パチュール沖縄News

免疫の話と精油の働き

人が生まれてから天国へ召されるまで、私たちの体を守ってくれるのは「免疫」です。

免疫の役割をわかりやすく伝えると、外界から私たちを襲ってくる病原菌やストレスから身体を守り続けてくれることです。ただそれだけです。

病原菌は、様々な場所から入り込みます。口にする食べ物、空気中のウィルスや物に付いている細菌、感情的、心理的、精神的なところからくるストレスなど様々です。

免疫は日常生活のあらゆるシーンから影響を及ぼします。バランスを欠いた食生活、添加物の多いサプリメント、衛生品などです。衛生品とは日常的に使用している洗濯洗剤、柔軟剤、食器用洗剤、掃除用品類それらも粘膜や皮膚に与える影響は大きく免疫にかかわります。

免疫は、私たち一人一人のスーパーSPの役割をしてくれるのです。命を守ってくれる一番の存在なのです。

ティートゥリーの植物 免疫
ティートゥリー精油 免疫

その免疫も人によって優秀さが違います。社会に出るまでは、免疫が最大に働いてくれるように保護者が良い食事を作ってくれたり、愛情を与えたりして免疫を最大に保つように補助をしてくれるのです。子どもにとって優秀な免疫を作ってあげること、それが大人の役割です。

大人は、自分も含めて優秀な免疫を作るにはどうしたらいいのか、それを学ぶのが大切です。健康は、勉強、遊び、仕事全てに必要なことですから。

その「免疫」にスペシャルケアとして登場するのが、そう本日のテーマ「精油」です。

免疫に対する、ケモタイプ精油の力は世界でも認められています。「免疫を刺激する力」γ‐グロブリンの上がりすぎている免疫を下げる「免疫を調整する力」のメカニズムも精油の力です。

ナード・ジャパンが勧める最高のケモタイプ精油の生化学分析は、精油の効果を正しく得るための一番重要要素をクリアし出来ています。

それでは、ご紹介します。

免疫調整が期待できる作用

免疫の機能障害を調節し正常にさせる作用。自己免疫の過剰を抑制し、不足の場合は刺激してバランスを整える。

タイム・サツレオイデスティートゥリーロックローズ (精油名のリンクは、パチュール受講生専用です)

ティートゥリーが所属している、「モノテルペンアルコール類」の期待できる主な作用には「免疫刺激作用」もあるので、ティートゥリーはどちらも兼ね備えていると言えるでしょう。

ロックローズの免疫調整作用は、海外では自己免疫疾患にも大きな効果があると実例であるとボドゥー先生がおっしゃっています。

タイム・サツレオイデスは免疫作用の働きで、疲労感を減少させ元気になることが期待できるので、働き過ぎの現代人やスポーツ後の疲労回復にも良いでしょう。

タイム・チモール植物 免疫
タイム・チモール精油 免疫

免疫刺激が期待できる作用

γ-グロブリン、特に免疫グロブリンA(IgA)および免疫グロブリンM(IgM)の増大を通じて免疫を刺激する作用。

アジョワンウィンターセボリーオレガノカユプテクローブシナモン・カッシアシナモン(葉)タイム・チモールタイム・ツヤノールタイム・リナロールニアウリ・シネオールパルマローザフランキンセンスマジョラム・ウィンターユーカリ・ラディアタライムラヴィンツァララベンダー・スピカローズウッド

多くありすぎて、どれを選んだらいいかわかりませんね。何本か、セレクトご紹介。

タイム・チモールは、素晴らしい精油ですが禁忌があります。↓
フェノール類に皮膚を荒らす可能性があるため、10%以下に希釈し広範囲に使用しない。というものです。
何が良いかというと、抗感染作用が5つ星なんです!
しかも、「非常に強力で広範囲にわたる」と事典に記載があるほどです。
禁忌事項があるので、使用はアドバイザー以上の方の使用をお勧めします。

タイム・ツヤノールもレシピにはよく登場します。
タイムのグループの中では、固有分子にtrans-ツヤノールが20~45%含まれているため、タイム・ツヤノールという名称になっています。
様々な感染症のレシピだけでなく、免疫刺激の中でも免疫グロブリンAを特に刺激してくれるようです。特に歯肉炎、口腔炎、歯周病などの口腔内の事でお困りの際には、ぜひ歯磨きをする際に1滴を歯磨き剤の上に垂らして歯ブラシをしてみてください。遅くても、1か月以上続けて歯医者さんに行ってみると高評価をもらうこと間違いなし!!(^^♪

ユーカリ・ラディアタは、ほとんどの方が「ユーカリ」という名でよくご存じだと思います。ユーカリのスーッとした香りが大好き!という方が多いですね。
ユーカリにも多くの種類がありますが、その中でもユーカリ・ラディアタは禁忌もなくベビーちゃんから使用できます。主に風邪症状や流行性の感染症などにも使用されることが多いです。
固有分子の1.8シネオールは免疫調整作用と抗炎症作用が期待でき、それが60~75%の高濃度で入っており、病を回復する力の助けになるでしょう。

その他も一つ一つご紹介したいのですが、また次回。

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