6月入校生もうすぐ終了アロマ・アドバイザーコース痛みについて
6月下旬から始まっている、アロマアドバイザーコース、レッスン9、10の講義が先日終了しました。
今回の生徒さんは2名で進めています。
痛みとは
レッスン9では、誰しもが経験する痛みについて学びます。
つらい痛みに悩まされたときにこの痛みがなかったらどんなに楽だろうと、思うことありますよね痛みは何を意味するのか、全く痛みを感じない身体は何か問題はあるのか、そんなことを学びました
人により痛みの感覚が違う
「痛み」は身近な不快症状であるのにも関わらずそのレベルを誰もが客観的に測定することができず、共通の認識とすることが難しくその為、「とても痛い」と言っても、どの程度でどんな痛みなのかを人に理解してもらえず、理解してもらえないことでさらに苦しくなる、ということもあるでしょう。
痛みは体が危険に冒されたことを知らせる大切な役割を持っていますが、この「痛み」についてはわかっていないことも多いのが現状です
その中でも、数多くの方を悩ませているのが肩こりや腰痛など、日々のデスクワークから長時間の立ち仕事や車の運転、無理な体勢、急激で過度な運動、極度に偏った筋肉の緊張状態などが原因で発症することが多いようです
肩こりは、頭を支えたり腕を動かしたりするための首や肩、背面のいくつもの筋肉において、腰痛は腰部周辺において適度な収縮と弛緩が得られないために筋肉がこわばり血行が悪くなって多発します。過度なストレスや精神的負担によっても痛みが出ることもあるようです。
まずは日常生活を見直し、正しい姿勢を保ち適度な運動やストレッチをこまめに行い、デスクワークであれば椅子や机の高さを調節したり、など他にもストレスをため込まずに休息をとることも大切です
アロマテラピーでできること
まずは痛みの原因を探り鎮痛作用や抗炎症作用が期待できる精油を使います。
鎮痛作用を期待するなら、ウィンターグリーン、クローブ、ラベンダー・アングスティフォリア、バジル、ローレルなど数十種類あります。
炎症とは、発熱、腫脹、疼痛、発赤が主ですが、炎症症状の精油のセレクトはユーカリ・レモン、レモングラス、リトセア、ティートゥリーなどこちらも数十種類あり、鎮痛作用と抗炎症作用を併せ持つ精油もあります。
また筋肉が凝り固まって血行が悪くなっているのなら筋肉を弛緩させ血行を促進させる特性のある精油を用いることがすすめられます。
筋肉弛緩作用を期待するなら、ラヴィンツァラ、ラベンダー・アングスティフォリア、ラベンダー・スーパー、ローズマリー・カンファー。
血液流動促進を期待するなら、シナモン(樹皮)、ペッパー、ヒマラヤスギ、柑橘系など。
血管を拡張してくれるのがウィンターグリーン、マジョラム、レモングラス。
精神面へのアプローチも大切
さらに、痛みによって眠れなくなったり不安感に襲われたりすることで症状がより複雑化し重くなったりすることもあるようなので精油から精神面へアプローチするのも効果的かもしれません
精油の特徴を活かして痛みや炎症にアプローチすることで心も楽~になれればいいですよね
アロマ・アドバイザーコースでは全12個のクラフトを作ります。
来週で全てのアロマの講義が終了します。
次は9月生募集です。
流行性感冒と言われるインフルエンザや、新型コロナウィルス感染症など、あまり不安にとらわれず、今何をしたら良いのか本物のアロマをしっかりと学んでみませんか?
上谷 喜美夫、天野 吉庸、他33人
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