テルペン系アルデヒド類の解説

パチュール沖縄News
テルペン系アルデヒド類 ユーカリ・レモン レモングラス リトセア シトロネラ・ジャワ レモンバーム レモンバーベナ

テルペン系アルデヒド類は精油の種類が少ないので、覚えやすいですね。

精油を列挙する前に

禁忌事項テルペン系アルデヒド類は皮膚を荒らす危険性があるので、50%以下に希釈して使用すること。

しっかり守りましょう。

テルペン系アルデヒド類には、優れた抗炎症作用と鎮痛作用の期待ができます。
特に間接に伴う症状には症例も多くあります。
しかし、「作用がある」と断言しているわけではありません。
あくまでも「期待ができる」という事です。
薬機法があるので、ここで「治る」「作用がある」と断言してしまっては薬機法に抵触するので、期待は出来るとご判断くださいね。
人間の体質は様々ですので。

さて、精油をテルペン系アルデヒド類の含有量が多い順に列挙しますと、以下の6種類が挙げられます。

全てレモン系のさわやかな香り

ユーカリ・レモン
レモングラス
リトセア
シトロネラ・ジャワ
レモンバーム
レモンバーベナ

固有分子のカテゴリ別だと・・・

ゲラ二アール・・・レモングラス リトセア レモンバーム レモンバーベナ
シトロネラール・・・ユーカリ・レモン シトロネラ・ジャワ

どの精油がゲラ二アールで、どの精油がシトロネラールかは香りをしながらだと香りの系統がわかるので、すぐに覚えられます。
ゲラ二アールの香りは柔らかく、薄い香りです。
シトロネラールの香りは、強く強調する香りです。

蚊よけのブレンドを作るときは、ゲラ二アールとシトロネラールのセットでブレンドすると効果的です。
レモングラスとユーカリ・レモンの組み合わせ、又はリトセアとシトロネラ・ジャワの組み合わせという風に。

それでは、作用を見ていきましょう。
まず芳香成分類別でみて、テルペン系アルデヒド類の期待できる作用

1.結石溶解作用+++
2.消化促進作用++

3.血圧降下作用++
4.鎮静作用++
5.鎮痛作用+++
6.抗炎症作用++++
7.抗菌作用 +
8.抗真菌作用 ++
9.抗ウィルス作用 +

テルペン系アルデヒド類 ユーカリ・レモン レモングラス リトセア シトロネラ・ジャワ レモンバーム レモンバーベナ

テルペン系アルデヒド類の作用の覚え方

上記の1.結石溶解作用 2.消化促進作用は全ての芳香成分類の中でテルペン系アルデヒド類にしか存在しない作用です。

3.の血圧降下作用は、すべての芳香成分類の中で二つしかない作用です。

4.鎮静作用 5.鎮痛作用 6.抗炎症作用 の3つは代表的は鎮静系の作用名4つのうちの3つが入っています。こちらに入っていないあと一つの鎮静系は、鎮痙連鎖用です。
鎮痙連鎖用は、エステル類に入っています。
上記4つは物理的な肉体系を鎮めるイメージです。

最後に7~9です。
7.抗菌作用 8.抗真菌作用 9.抗ウィルス作用は繁殖していく、大きな見えない敵に抵抗する力を強める作用です。
この繁殖していく見えない敵に抵抗する力を強める作用3つに加え、あと一つあるのが抗寄生虫作用です。
寄生虫はイメージ通りの腸の中などにいる寄生虫です。
抗寄生虫作用は、強壮グループの酸化物類、モノテルペンアルコール類、フェノール類、芳香族アルデヒド類に入っています。

抗〇〇作用と付くのは、総計4つという事です。

このように、覚えていくとあっという間に全ての芳香成分類や固有分子と作用が覚えられますよ。
丸暗記したら、試験が終わったらすぐに忘れてしまいますし、受講生にもわかりやすく伝えられませんね。
「勉強ができるや、解かっている」ことと「理解しやすく伝える」は違います。
教壇に立つ、という事はいかに理解しやすく伝えるか、です。

パチュールのインストラクターコースでは伝授法も学んでいただきます。

次に固有分子の解説

ゲラ二アール
抗ヒスタミン作用、抗菌作用、抗真菌作用、鎮静作用、昆虫忌避作用(蚊)、抗ウィルス作用

シトロネラール
昆虫忌避作用(蚊)、抗ウィルス作用、抗炎症作用、鎮痛作用

まず、ゲラ二アールとゲラニオール、シトロネラールとシトロネロールの固有分子がありますね。
ゲラニオールなど語尾の母音がール(ol)になっている分子名はアルコール類の固有分子名です。

ゲラニオールやシトロネラールのように母音がール(al)になっているのは、テルペン系アルデヒド類の固有分子です。

作用を再度見てみましょう。

両方の分子に属している作用は二つ。昆虫忌避作用(蚊) 抗ウィルス作用


テルペン系アルデヒド類=昆虫忌避作用(蚊)と合言葉として覚えてもいいほど、蚊よけブレンドも有名です。
ここはまず、押さえます。
昆虫忌避作用(蚊)の蚊は、日本脳炎などのウィルス疾患である蚊媒介感染症を繋げて、
昆虫忌避作用(蚊)=抗ウィルス作用 とセットにしたら、この2つはバッチリ記憶に残ります。

シトロネラールの固有作用の覚え方

そのままシトロネロールの抗炎症作用と鎮痛作用の覚え方に移ります。
シトロ〇〇と付くものは、抗炎症作用があります。
炎症とは、発赤、熱感(発熱)、疼痛(痛み)、腫脹(腫れる)を炎症の4兆候と言います。

蚊に刺されると、炎症が起こり腫れて痒み(痛み)がでます。
痒み=痛みとして捉えられるので、(事実鎮痛作用のあるクリーム剤を塗布すると痒みは治まります)
よって、シトロネラールの作用は
昆虫忌避作用(蚊)→抗ウィルス作用→抗炎症作用→鎮痛作用としてイメージで覚えられます。
一度、蚊に刺されたイラストをノートに書いてみると、もう絶対覚えられますよ。

ゲラ二アールの固有作用の覚え方

先ほど抑えた、共通作用の昆虫忌避作用(蚊)と抗ウィルス作用に加え
抗ヒスタミン作用、抗菌作用、抗真菌作用、鎮静作用の4つがあります。

ヒスタミンは、食品を常温で放置し続けることでヒスタミン産生が増殖して、発赤や頭などの痛み、蕁麻疹、嘔吐などのヒスタミンアレルギー症状が出ることがあります。
真菌はカビの事で、菌と真菌は違いますがここでは菌繋がりで覚えましょう。
ヒスタミン、菌、真菌を鎮静する、鎮めるという繋がりでココも覚えましょう。

という事で、共通作用の昆虫忌避作用(蚊)と抗ウィルス作用プラス
ヒスタミン→菌→真菌→を鎮静すると覚えると、覚えやすいですね。

本日のブログ、かなり長くなりましたが、これでテルペン系アルデヒド類はバッチリです(^^♪


コメント

タイトルとURLをコピーしました