薬機法を遵守しなければならないので、ここで出てくる○○作用とは、「効く」とか「治る・作用がある」という事ではありません。
あくまでも期待が出来る、範囲です。
もちろん、多くの方から、個人の感想として「治った」「完治した」など聞きますが、人間様々な体質がありますし、そうでない人もいます。
医師でもない人が先ほど述べた「効く・治る・作用がある」を謳ってはいけませんので、表現をそのまま受け取らないよう、ご了承ください。
ケトン類の芳香成分類の期待できる作用
1.胆汁分泌促進作用 +++
2.瘢痕形成作用 +++ (創傷治癒)
3.去痰作用 +++
4.粘液溶解作用+++
5.脂肪溶解作用 +++
part1でも上記は表記しています。
前回は part1.胆汁分泌促進作用 part2は脂肪溶解作用について説明いたしました。
瘢痕形成作用(創傷治癒)
瘢痕形成作用とは、直接的な意味としては書いて字の如く、物理的に傷がついたお肌を元の通り形成していく作用の事です。
が傷のついていない滑らかな肌でも、傷を修復しようと精油の分子が働いてくれるので、お肌がツルツルになってくれます。
なので、現在の状態のお肌を保ってくれたり、修復してくれたりするのです。
つまり、美容にも良い!!という事です。
瘢痕形成作用は、ケトン類の芳香成分類の5つの作用の中で黄色いマーカーをしていますが、これは全芳香成分類の中で2つある作用です。
それでは、ここまでは女性の喜ぶ作用グループとして覚えましょう。
復習兼ねて、おさらいです。
胆汁分泌促進作用→脂肪溶解作用→瘢痕形成作用 ですね。
瘢痕形成作用を使用した美容オイルの例
瘢痕形成作用はケトン類以外の精油にも入っていますが、ケトン類の方が期待できる効果が出やすいと思います。
ケトン類を中心に列挙しますね。
アトラスシダー
ヘリクリサム
ローズマリー・ベルべノン
ローズマリー・カンファー
ラベンダー・スピカ
その他も色々あります。
皮膚弾力回復作用
パルマローザ 他
抗シワ作用
ロックローズ 他
収斂作用(引き締める作用)
ローズ ゼラニウム・エジプト ゼラニウム・ブルボン 他
細胞組織再生作用
パチュリー ローズウッド
皮膚強壮作用
タイム・ゲラニオール ローズ ローズウッド ホーウッド 他
その他、ストレスがあるとお肌の免疫力が下がって、肌荒れするので抗ストレス作用の
ブラックスプルース アカマツヨーロッパ バルサムモミ パイン 他
こんな感じでしょうか? 別で美容に特化したブレンドも発信しますね。
それでは、次回はpart4でお会いしましょう(^^♪
ケトン類の禁忌
神経毒性や堕胎作用(流産惹起作用)がある為、乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用してはいけない。
乳幼児とは、5歳以下です。
ケトン類の固有分子によっても、禁忌事項の内容が異なりますので、確認して使用してください。
また、禁忌事項でなく注意事項になっており、使用できる精油もあります。
どのような注意事項かもしっかり確認して使用してくださいね。
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