FMぎのわん
とっこさんのジョインハーツ5感育 精油の芳香成分フェノールメチルエーテル類
本日のテーマは、
アロマテラピーのとてもとても重要な、芳香成分類。その中のフェノールメチルエーテル類について。
それでは、早速解説へ。
精油の芳香成分類とは、大きく分けて以下の様に分類されます。
エステル類
セスキテルペン炭化水素類− +
モノテルペン炭化水素類
酸化物類
フェノールメチルエーテル類
モノテルペンアルコール類
セスキテルペンアルコール類
ジテルペンアルコール類
フェノール類
芳香族アルデヒド類
テルペン系アルデヒド類
その他
上記のグループにどの精油が位置するかを、覚えなくても良いので理解することが大切です。
本日の放送では、フェノールメチルエーテル類について話をさせて頂きました。
フェノールメチルエーテル類には、以下の様な作用が期待できます。
※作用がある、治ると断定すると薬機法に抵触するので、作用が期待できると私達はお伝えします。
アロマをお伝えする立場の方は、特に薬機法もしっかり学ばなければなりませんね。
鎮痙攣作用
鎮痛作用
抗炎症作用
抗菌作用
抗真菌作用
抗ウィルス作用
そして、フェノールメチルエーテル類の代表的な4つの精油をご紹介します。
バジル
タラゴン
この2つが持つ、共通の固有分子にチャビコールメチルエーテルがあります。
精油に占める、チャビコールメチルエーテルの含有量は、2精油共に非常に大きいです。
そのチャビコールメチルエーテルが持つ、期待ができる作用に、
抗アレルギー作用
消化促進作用
筋肉弛緩作用
があります。
こちらには禁忌があります。
チャビコールメチルエーテルには、皮膚を荒らす危険性があるので50%以下に希釈して使用します。
次に
スターアニス
フェンネル
この2つの持つ、共通の固有分子にtrans-アネトールがあります。
trans-アネトールに期待ができる作用は
乳汁分泌促進作用
消化促進作用
去痰作用
それぞれ禁忌があります。
スターアニス、フェンネル共に固有分子のtrans-アネトールに、エストロゲン様作用があるため、ホルモン依存型癌疾患、乳腺症の方は使用してはいけません。
また、乳幼児、妊婦さんにも使用してはいけません。
フェンネルには、更に禁忌が追加であります。
ケトン類を含有するため、ロットによりフェンコンを3%以上含む場合は、妊婦、乳幼児、授乳中、神経系等の弱いご高齢者、てんかんをお待ちの方は使用できません。
フェンネルは、授乳中の方には必ず含有成分を確認して使用しましょう。
NIPPON5感育協会
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