腱鞘炎 打撲

パチュール沖縄News

何と言っても、この精油無しでは始まりません。

ヘリクリサム β‐ジオン

ヘリクリサム1本だけでも十分と言いたいほど、かなり素晴らしいです。
ヘリクリサムには、固有分子β‐ジオンが入っています。

ヘリクリサムは、エステル類の酢酸ネリルが主要分子になります。
酢酸ネリルの含有量が高いので、炎症に対する効能がすぐにわかります。
また血管に働きかける力に優れ、静脈の様々な疾患に向いています。加えて鎮痙攣作用と鎮痛作用も併せ持ちます。
先ほどのβ-ジオンはケトン類の分子です。皮膚の傷を回復させる作用に優れています。
ヘリクリサムには、約60種類の分子が入っているので、多様な活躍ぶりを見せてくれます。

特に抗血腫作用は、全ての分子が相まって初めて現われる効果です。身体の内部或いは外部の血腫、古い傷、新しい傷ももちろん、傷口が開いている時も傷口が無い時でも、どんな場合でも血腫に対して素晴らしい効果を現わします。
また肉離れなど、筋肉の様々な症状にも先ずヘリクリサムが選ばれます。それから骨組織に血管を通して栄養を与えるので、骨折にも使用されます。
傷が無くても、その作用により肌を滑らかにしてくれるので、美容にも使えます。

いつも、大活躍なヘリクリサムです。

しかし、複数ブレンドで相乗効果を狙うことは、さらに大切です。

テルペン系アルデヒド類の固有分子シトロネラールが入っているユーカリ・レモンと、炎症を抑える分子があるセスキテルペン炭化水素類のカタフレイが登場します。

カタフレイ

カタフレイはマダガスカルに生育する珍しい植物です。
プタエロクシラ科という科で、これに属す植物はほとんど無いそうです。
貴重な木で、貴重な精油です。木部から採油します。

カタフレイだけでなく、マダガスカルに生育する動植物は、他の地域には全く見られない物が多いそうです。
マダガスカルの島全体が、世界遺産だわ。
カタフレイは、ほぼセスキテルペン炭化水素が有効成分で、治療特性は非常に幅広いです。
優れた抗炎症作用と鬱滞を取り除く作用が期待できます。
皮膚組織および血管組織まで分子は入り込みます。抗ヒスタミン作用で痒みを止める作用もあります。抗アレルギー治療を目的とするブレンドには、カタフレイは必須です。

痛みが伴う場合には、素早く痛みを和らげるアルベンシスミントも必要です。
痛みを和らげる精油は、他にも色々あるのでお手持ちの精油を代わりに使用するのも良いですね。

使用する際には、たっぷり塗布し、1日に7回~10回は塗布すると良いでしょう。

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