アロマ・アドバイザーコース レッスン11
◎細菌 ◎真菌 ◎ウィルス について学びました。
■細菌
細菌とはバクテリアともいわれます。
ウイルスと違って細胞があるため自分の力で栄養物を取り入れて増殖します。最小の単細胞生物です。
栄養があって一定の条件がそろえば増殖できるので、生物以外の場所でも増殖します。
たとえば調理後の食品内で増殖して食中毒を起こすのも細菌の仕業です。
よく知られるのが、黄色ブドウ球菌ですね。細菌の形がぶどうの房のような形をしているのでその名前がついています。
細菌による感染症の多くは、抗生物質を投与することで症状を抑えることができます。ペニシリンなどの抗生物質は、細菌の細胞膜の形成を邪魔して細菌を育たなくする働きがあります。
O157など大腸菌も細菌です。
■真菌
真菌とはカビの仲間の総称です。このうち人体に感染症を及ぼす真菌としては、白癬菌、カンジダ、アスペルギルス、クリプトコッカス、ムコールなどが有名です。
真菌には、先端を伸ばして分岐して成長する、糸状菌や酵母菌などがあり、アルコールや味噌、チーズなど発酵や酪農品製造に欠かせない有用なものも多くあります。
もちろん、ヒトをはじめ種々の動物や果樹、穀類、野菜などに悪影響を与える病原菌もあります。
さらに、水虫、シラクモを引き起こす白癬菌や、カンジダ菌、家の中で大敵な嫌われ者の青カビ黒カビもありますね。
■ウイルス
ウィルスとは細胞を持たず、基本的にはタンパク質と核酸からなる小さな小さな粒子です。
細胞がないため単独では増殖できません。
つまり、他の生物の生きた細胞に寄生(感染)して増殖します。
人から人へ、飛沫などで飛び散ると感染しますが、距離が届かず物へ落下した場合は、十数分~数十分で死んでしまいます。
抗生物質は細菌には効きますが、ウイルスには全く効果がありません。ウイルスは人の細胞に寄生しているため治療が難しいと言われているものです。
旧型コロナウィルスは、正式には普通感冒と言われ、一般的には風邪と言われます。
その他、正式には流行性感冒と言われるインフルエンザウィルス、ヘルペスウィルス、ライノウィルス、などなど多くあります。
手捏ね石鹸作り
実習では、手捏ね石鹸を作りましたよ。
ピュアな石鹸基材と、精製水と精油を混ぜ混ぜコネコネ。
殺菌、抗微生物などが期待できる石鹸の出来上がり
10日ほど乾燥させて使ってね^_^
こねるときに使用したビニールは、石鹸がついているのですぐに捨てず、その日の夜にボディーソープとして使用します。
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